最終日はモン族の集落へ。
ガイドのリンちゃん曰く
ラオスは大きく分けて3つの民族に分かれているとのこと
60%がラオ族、25%がカム族、15%がモン族なんだそうです。
今回訪れたのはそのもっとも少ないモン族の村。
写真を向けると
何々~?と好奇心満々で近寄ってくるところはどこも同じ(笑)
ゆったりと腰掛けて
手刺繍で一針一針縫っているお母さんたち。
その周りで遊ぶ子供たち
子供たちと一緒に犬や鳥たちも仲間のように傍にいながらも
それぞれがそれぞれの立ち位置をしっかりわきまえていて
寄り添いながらも距離がきちんとある人間と動物との関係性は
むしろとても調和がとれている気がして美しさを感じました。
どこに行っても(子供は地球の宝だなぁ…)と感じます。
大自然の空気をたっぷり吸って
異文化にふれることができて
ラオスを満喫した旅の話は今回でおしまい。
長々と読んで下さってありがとう
次回からはまた通常ブログに戻ります~
ありがとう、ラオス~
2013年03月
ぜひ訪れてみて欲しいのが「クワンシ―の滝」
滝つぼの水は、石灰が溶けた乳白色の淡いブルー。
その水の色と森林の深い緑色のコントラストが幻想的で
観光客がほとんどいなかったからかあたりも落ち着いていて
静寂の中で見つけた「聖地」のようでした。
まさしくここで「生涯初の経験」をしたわけです。
それは何かというと…
数千匹の(動物学上では何千頭ですね)
白い蝶々に「遊んでもらった」のです!
信じてもらえないでしょうけれど(笑)
でも、蝶々に遭遇したというレベルではなくて
遊んでもらったという表現がぴったりな出来事でした。
ラオスの蝶が普段からそうなのか?
それとも本来、蝶はそうなのか?
たまたま今回の蝶々軍団がやる気満々だったのかはわかりませんが
怖ろしくスピードが速くて、その動きの俊敏さにびっくりしました
蝶ってふわり~ふわり~と軽やかに飛ぶイメージが
私の中ではあったのですが
ここで出逢った数千匹の蝶々たちは
シュッシュッパッパ…と言った感じで
そのテキパキ度ったらハンパなかったです。
彼らが社会人だったらかなり「出来る社員」になっていたはず
ちょうどそれはこんな呑気な写真を撮った直後に起きたのですが
後方から風が起こるくらいの気配を感じたので
「何だろう?」と思っていたら
まっ白い蝶々の大群が(尋常じゃないほどの数です!)やってきて
そのまますり抜けるかと思ったら、
なんと私たちの体のまわりをクルクルとしばらく回り続けて
またササッと猛スピードで去っていったという…
なんとも言葉に出来ない不思議な出来事
「え…いまの何?」Σ('◇'*)
呆気にとられている私たちに
続いて第2弾、第3弾、第4弾…と
ものすごい大群の白い蝶たちが猛スピードでやってきては
私たちの頭から足までくるくる回り続けて
挨拶が(遊び)終わるとまた超特急で去って行くの繰り返し。
(まるで素晴らしいプロのショーステージを見ているようでした!)
あまりに興奮してしまってその不思議に浸っていたのと
ウソのように蝶の飛ぶスピードが速すぎて
私のデジカメでは撮れませんでした
みなさんにお見せしたかったのに残念
これではイメージにもならないと思いますが
遊び過ぎて「行き遅れた3匹」を撮ったので貼りますね。
「何十回とここには来ていますが、こんなことは生まれて初めてです」
と、ガイドのリンちゃん。
「あぁ、この様子、写真に収めたかったなぁ~」
「でも、逆に写真に収められなかったからよかったのかもね」
「ここにいる私たちしか経験できなかったことがいいのかもね」
そんな会話を大木は笑って聞いているようでした。
聖なる水と森林と木漏れ日と静けさに包まれた時間。
不思議な蝶々たち、最高の思い出をありがとう。
なんやかんやと私にコンタクトを送ってきたのは
お母しゃん…
そう、ロア嬢です。
レスキューされた犬を引きとりわずか2週間後の旅だったので
(引きとったものの私のせいで逆に人間不信にさせてしまったらどうしよう…)
そんな新米里親ゆえの不安があって
楽しい旅の間もずっとこころから離れなかったから見たのだと思いますが…
それでも、なんかそれだけではなくて
彼女「何かを持っている」気がします。
えぇ、持っていますとも!
実際に出逢う前、実は夢の中で彼女とはすでに会っていたことに
引きとってから気づきました。
その時の夢は、天国に行った動物たちと
ここに生きているものとの境界線の夢だったのですが
天国にいる子たちにふれたくてもどうしてもふれられなくて
切ない思いでその動物たちを見ていたら
ふっと温かい1つの命が私の膝の上に乗ってきたんですね、
その時は茶色っぽくて少しウェーブがかかっている毛の
小型犬というぼんやりした記憶しか残っていなかったのですが
ロアが私の膝によく乗るようになって
ある日、そんな彼女を膝の上に乗せ撫でていたときに
「あ…あの時の!」Σヾ( ̄0 ̄;ノ
ふっと夢の光景とマッチしたのです。
夢の中で「ここに(我家に)ずっといていいの?」
そんな感じのメッセージらしきものを送ってくることもあるので、
日常の暮らしの会話+
夢のなかで秘密会話もする犬と人間のちょっと変わった親子関係かも~(笑)
そうそうちょっと変わった…といえば
ラオスでもあちこちで
かわいいゲストが一緒にいてくれました!(あ、ゲストは私たちか)
光のオーブたち
(これはうまくいかないかな…)と思うことでも
結局、私たちの願い通りにすべてことが運んでくれたのも
オーブたちがきっと影でサポートしてくれていたんだろうと思います。
ありがたい~
次回は人生初、これが最初で最後だろうという
信じられない不思議体験をしたのでお伝えします~
滞在中はすべて「ラオス料理」で徹底することに
私はお肉を食べないので
ラオス料理のある部分しかわからないけれど
全体的な感想としては、どれも優しくて素朴な味だと思います。
タイ料理ほどではないけれど
独特の葉の香辛料もふんだんに使われていて
特にレモングラスが入ったお料理は
個人的にとても気に入りました♪
市内のレストランでは海外からの観光客向けなのか
メニューの中にベジタリアン用の料理が
記載されているところが多かったので
ヘルシー志向の女子には嬉しい限り。
念のため…と正露丸&除菌ふきんを携帯しつつ
食べる食べる食べる。。。で、また食べるの旅でした。
思い切ってアイスも食べてみました!
味はバニラビーンズがしっかり入っている本格的なものもあれば
チープな味のところもあり、これはお店によってマチマチな感じがします~。
≪おまけのこぼれ話≫
ラオ航空はこじんまりとした小さい飛行機で
席もガラガラだったので
いったい何人乗っているのだろう?と数えてみたら…(暇かっ)
なんとわずか26人でした! (゚ロ゚;)エェッ~それだけ!?
時間的には早めの夜ご飯になるのかなぁ…。
でもハノイからは2時間もないのでご飯はないよね?と思っていたら
なんともかわいいBOXが。。
これは夜ご飯ってことなのかな?さて中身はなんでしょう?
K嬢が食べてみたら
パンの中にお肉があって、その味はとにかく甘い。
「甘~いお肉パン」だったそうです。ウソーw(*゚o゚*)w
しかも、きんぴらごぼうのような甘辛い味ではなくて
ダイレクトなお砂糖の甘さだとか。
たぶんK嬢にとって人生初の経験だったはず。笑
それもこれもラオスだから許せちゃうというゆる~い感じがいい。
ラオ航空に光のオーブたちも応援参加♪
次回はちょっと不思議なお客様の話をお伝えします
どうしても参加したかったのは「托鉢」
ルアンパバーンの「托鉢」は寺院の数が多いことから
僧侶の数も多いので有名なんだそうです。
※この写真はイメージカットです
僧侶の方々を待っているときに
おしゃべり好きそうな観光客に話かけられたので
世間話をしていたのですが
「托鉢のスケールが違うから」と
わざわざビエンチャンから来ていることを話してくれたのにはびっくり!
えー!タイ人とかベトナム人かと思ったらラオス人だったのね~!
日本人でも「京都まで桜を観に行きたい」という感覚に似ているのかも
ところで「托鉢」はみなさんご存知だと思うのですが
一応、簡単に説明すると
修行僧が家々の前に立ちながら
経文を唱えてお米などの施しをうけることを言います。
というわけで早朝の托鉢では食べ物を準備して参加しました。
私たちは一応「バナナ」と「手作りお菓子」を渡したのですが
なかには「スナック菓子」を渡しているひともいたようで
人気のいない場所で僧侶たちがこっそり頂いたスナック菓子を
別のひとに渡しているのを見てしまいました。
せっかく頂いたものの、スナック菓子などのジャンクフードは
さすがにNGなんだろうなぁ…と思った瞬間でした。
ラッキーだったのはちょうど托鉢が始まる早朝に
一瞬雨が降ったおかげで観光客がほとんどいなくて
その分、神聖な気分を感じることができた朝でした。
そういう自分だって観光客なくせにっ(笑)
6歳くらいの僧侶見習い?の子たちも「托鉢」をしていました。
…とすると、いったい何歳から僧侶修行が始められるのだろう…
自分の将来をわずか数歳でハッキリ決められるわけもないと思うので
だとしたら親の判断で見習いに入れるのだろうか…
などなどと色々なことを考えた日でした。
街には僧侶がいっぱい。
数が多いと、多い側の方が「普通の世界」になるのが面白い。
メコン川クルーズの日。
私たち2人だけのために用意してくださった
小船に揺られ2時間少々。
パークウ―洞窟に到着!
この洞窟のなかに
大小さまざまな仏像が4,000体ほど祀られているのですが
ひとつひとつの表情(お顔)がどれも違っていました。
「この世には誰一人同じ人はいない」ことを
まさに姿で示してくださっているかのよう…。
ラオスの仏像はお顔が独特な気がします。
どこか愛らしくユーモラスで温かくて
眺めていると気持ちがほっこりします。
手をこちらに向けているしぐさは
「戦いはやめましょう」「ケンカはしないで」という意味だそうです。
手を下にさげているのは
「雨乞い」の意味なんだそうです。
雨が宝なんですね
※こちらは別の寺院で撮らせて頂いたものです
さて、何気にここの洞窟も
さらに上~があってまたこの後で階段地獄に陥るのでした
洞窟のなかは岩の種類自体が光るものなのか、
どこもキラキラと輝いていて幻想的でした!
次回は「托鉢」の様子をお伝えします
朝8時に成田空港。
ハノイで乗り継ぎラオスの空港に到着したのは夜8時。
そこからホテルまでさらに移動~…というわけで
以前も書きましたが
近いようで結構時間は取られるのですが
その分「かけただけのことはあった!」という素敵な旅でした。
今回一緒に旅に行ったK嬢は
留学中に出逢った女性なのですが
安定した仕事を持ちながらも現状に流されず
常に自分の人生にチャレンジしている感じで
そんな素敵な彼女とご縁が繋がったのも思い切って大人留学をしたからこそ。
英語はすっかりあれ以来STOP続行中ですが
私と違って彼女は帰国後も英語勉強を熱心に続けていて
マジメで自立できていてそのうえ
ご覧の通りめちゃんこかわいいんです
すっかりおっさんになってしまっている私にとっては
見習うところ多しでした!
さて世界遺産にも登録されているルアンパバーン
古都の街並みはこんな感じ。
想像では、雄大な自然しかイメージがなかったのですが
市内は道路も整備されていて開けています。
またラオスもカンボジアやベトナムと同じくフランス領だったので
フランスっぽい雰囲気が残されているカフェやレストランもあって
フランス人観光客にもたくさん会いました~
ルアンパバーンはラオスの王都だったところですが
王制廃止以降は寺院だけが残り
この小さな街の中でも80以上の寺院があるんだそうです。
シンボルである寺院、ワット・シェーン
今回私たち2人に色々と案内してくれたのは
これまた超かわいい21歳のリンちゃん
一緒に写真を撮って♪と甘えてくるところが21歳らしい
英語ガイドと聞いていたのに日本語ぺらぺらでした。
寺院めぐりの最後に待っていたのは
街が一望できる「プーシ―の丘」登り。知らなかった~
300段以上の階段を(一段の高さが日本の2倍くらい)
エッサラホッサラ黙々と登っている最中に考えていたことは
「芸能人の罰ゲームって本当にきついんだろうなぁ」
あぁ…芸人でなくてよかった。。(なれないよっ)
「それを写しているカメラマンさんは機材分もっときついよねぇ」
あぁ…カメラマンでなくてよかった。。(いや、なりたくても断られるって)
頭もうろう、足はひきつりながらようやく頂上に!
やったぁ~!
こんなにも階段は登ることは今後ないだろう…
よくやった、自分をほめてあげたいと心で呟いたわずか翌日も
また魔の階段登りが待っていたとは…
この時点ではまったく知るよしもない。。。。
でもってたいした高さではないのに、すっかり登りきった安堵の表情。
翌日は4,000体の仏像を観にパークウ―洞窟へ。
続きはまた次回
タイトルでバレバレですが
そうです~ラオスに行ってきました!
ラオスは嬉しい裏切りの連続で
素晴らしかったです~
少数民族のモン族の集落にも行ってきました。
早朝の托鉢にも参加出来たし
往復4時間のメコン河クルーズも気持ちよかったし
クワンシ―の滝では人生初…たぶん生涯において
こういう経験はすることはないだろう…という
夢のような経験をすることができて
いまでも「あれは本当だったのかな?」と
疑いたくなるほどのことが起きて…
それについてもまた書きますね。
ラオスは時間的にはそれほどベトナムとも変わりないのですが
(直行便がたぶんないのでは…?)
乗り継ぎの待ち時間が4時間半~6時間半くらいはとられるので
結局、行くだけでも10時間くらいかかってしまいましたが
それだけかかるからこそのラオス。のような気がします。
なんとな~く行ってもいいかなぁ…というよりも
不便な分だけ
どうしても行きたい!と本気モードの人でないとなかなか行けない、
そこが、いいんだと感じてます。
これからまた何回かにわけて
ラオス旅の様子をご紹介しますね~
まずはただいま♪
追伸
ロアはちゃんとお利口さんにしてお留守番していてくれていたようです。
早朝、成田着でスーツケース受けとり
そのまま成田からロアを迎えに行った甲斐がありました
時差ぼけと体力疲れでへろへろだけど
覚えていてくれたことで救われた~!ほっ。
当然、帰国後はロアとべったり~のラブラブ時間満喫です
母が帰ってきた~
年月の流れをとても遅く感じている方もいるでしょう。
あっという間というふうに感じている方もいるかもしれません。
時が止まったまま…という方もいると思います。
私たちにできることは何でしょう?
「どうせ自分なんか何もできないし…」
「時間がないから…」 なんて体のいい言葉で逃げる?
「力がある人に任せればいいこと」と他人事で流しておく?
小さな自分だからこそできることはたくさんあります。
問題は「力があるなし」ではなく
そこに自分が「目を向けているかどうか」の気持ち。
被災地に行くと「忘れないでいてくれていることが一番嬉しい…」
そういう言葉をよく耳にします。
誰でも一度は経験していることだと思うのですが
幼い頃に転んだときに、さっと差しのべられた手に
とてつもない安心感をおぼえた記憶がありませんか?
そのひとつの何でもない「手のぬくもり」を
そっと渡し繋ぎあえたら素敵だなと思います
バトンのように。
ただいまたくさんの初めてを体験中~
もしかするとブログよりも先にfacebookで
写真を載せているかもしれませんが
詳しい旅の話は帰国後にまたお伝えします~
そうそう、ではロアはどうしているのか?ということになりますよね~
この旅は昨年からすでに決まっていたのですが
それゆえにロアと出逢った時に一番心配していたのは預かり先。
引きとったはいいけれども
すぐにまた別のひとに預けると不安度が増すだろうし…
どうしよう…
悩んでいる姿をみていたたまれなくなったのか
ボランティアさんが「預かりますよ」と言って下さったんです!
家に来るまで一時預かりしていたボランティアのKさんは
本当に思いやりのある素敵な女性で
「私もまたロアちゃんと一緒に過ごせるのは嬉しいです」
…とまで言ってくださって!!!!
本当に感謝です
ロアという命を預かってから
頭からでなく、こころの底から
「感謝する」ことが多くなりました
お散歩のときにロアに優しく声をかけてくれた方に感謝しきり。
まだ遊びに慣れない彼女を
上手に遊びに誘ってくれる犬仲間に感謝しきり。
お医者様に感謝しきり。
ボランティアさんに感謝しきり。
発作も起こさず元気で歩いてくれているロアに感謝しきり。
気がついたら感謝のなかに包まれながら暮らしている感じです。
ん…母、どこに行っているんデシカ?
ロア子~待っててね~
忘れられて知らんぷりされたらどうしようっ(内心ドキドキ)