ChieArt Diary

ChieArt Diary

2017年03月

私の気づき

今日で3月も終わりですね。

みなさんはこの3か月間

どのように過ごされてきましたか?

私の素直な感覚は…

「ようやく3か月過ぎた…」という感じです。



決して大変だったというわけではなく

むしろいつもより充実していて

(ここまではできない)というところまで

やれているのが不思議で仕方ないくらいなのですが

それにしても…

今年はどうしてか

とにかくとにかく濃いのです。笑




息切れをしないように

集中力を切らさないように

必死で「もうひとりの自分」に

ついていっている感覚です。


ふんばらないと

どこかに消えていきそうな感じがして

「意識」と「偽りの意識」の狭間で

折り合いをつけようとしているのかな…。

この感じはもうしばらくは続きそうです。



ところで今日は

長年、作品を撮影所まで運んで下さっていた

担当者とお別れの日。


時代の流れで色々なことが変わっていきます。


そんななか

私の知らないところで

ずっと力になって下さっていたことを

ひょんなことから知りました。


IMG_2593 (2)


お別れの時に初めて気づくなんて

申し訳ないにもほどがあるのですが

大人の素敵なところは

さりげなさだと思うので

少しずつでも

私も誰かに渡していきたいと思います。




自分が思っている以上に

ひとは誰かに助けてもらっているものです。

そのことにどれほど

私は気がつけているのだろう?と

反省をしました。


「自分が思っている以上に…」がミソですね。




P.S

20周年記念の思い出として

あることを思いつきました!

固まりましたらお知らせします♪



<おまけ>

瞑想中のロア嬢

IMG_2592

光の瞑想中デシよ。。。



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現在扱いがある版画「Awakening」は
残り最後の1つ となりました!

現在、版画は全商品ともに完売です。
ご希望の方は次の機会までお待ちください。
みなさま、ありがとうございました!




旅をする理由

ウユニ塩湖の写真。

ろーやん6

旅人から送られて来ました。


世界を自分の足で歩いて見てみたいと

あちこち一人旅を続けている息子ですが

お金がない上に

へんぴなところが好きなようで

22時間バスに乗ったり

アマゾンで虫に刺されまくったり…etc

決して私はやらない種類の旅をしているようです(苦笑)



思えば、幅広い価値観を持って欲しいと

1歳の時から色々な国へ連れて行っては

一緒に旅をしてきました。



世の中にはさまざまな人種がいて

それぞれの事情のもとで

成り立っている正義がある。


日本の常識はあくまでも日本にとっての常識。

その価値観がすべてではないことを

多方面から考えられる柔軟性を

言葉で教えていくよりも

感覚で掴んでいってくれたらいいなと思ってきました。


いまはインターネットで

簡単に世界と繋がれるから

実際にそこへ行かなければ

様子がわからないわけではないですが

その土地へ行けば

「リアル」をダイレクトに体験できます。


その経験をどれだけ自分の中で熟成させて

人としての引き出しを増やしていけるか…。

旅の醍醐味とは

旅をしている最中より

むしろその後、

その経験をどう活かしていけるかにあるような気がします。



私も東京の空の下

黙々と原稿の修正を繰り返しながら

(しつこくまだやり直しをしています


絵を描きながら

小さな部屋という

宇宙のなかで

ひとり静かに旅を続けています。


これまで生きて来たすべてを活かしながら…。




春を感じられるまで、あと少しです。



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現在扱いがある版画は
在庫ラスト1個となりました!




 

新しい地球

春分の日を

「宇宙の元旦」と

呼ぶ人がいるみたいですね。


昨日がそんな大事な日だなんて知らずに

3連休ムードもスルーして

私は相も変わらず

工房に籠っていました。



今年は何かに突き動かされるように

自分でも驚くほどの集中力で

絵を生み出し続けています。


肉体がそろそろSOSを出しているので

昨日は体を休める日にしようと決めていました。



それなのに、

どうしても工房に行かなくては!と

押される何かを感じたので

重い腰をあげて

また工房に向かいました。


P7170981


背中を押された理由は、

すぐにわかりました。


この日、また

作品が生まれてくれたのです。



誕生してくれたのは

「新しい地球」



地球が放つまばゆい光。

それはそれは美しくて

生きて描けて

この絵を残せることが

ただただ嬉しい。




この光は

いまの私がいる地球なのだろうな。


そう思うと

この先がとても楽しみです。



IMG_1795


画家になって

いつか

地球を描ける日が来るのかな

その日をずっと心待ちしてきました。


20年経って

ようやく生まれてくれた光。


だから

めずらしく作品に日付を入れました。





2017年3月20日 春分の日

作品「New Earth」が誕生。




今年の個展ではお見せしようと思います。




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現在扱いがある版画「Awakening」は
在庫4個のみとなりました。





 

もうひとつの自分

自分の中で沸き上がるものが

またゆっくりと出てきました。

この感覚はこれまでにも

何度も表れてくれました。




もっと研ぎ澄ましたい、と

密かに思うのですが

持続力が弱くて

この世のなかに溢れている

感情や情報や概念という

思いのほか強力な力に

引っぱられてしまい

いつも沸き上がるものは

気がつくとあっという間に

姿を消してしまいます。



けれど、その種火は

まだ消えないでいてくれたようです。




時間軸がないパラレルワールドに

入りこんでしまうという

度々の体験が

知らず知らずのうちに

私のなかの眠っている(フリをした)意識を

呼び起こしてくれているようです。




まだ私自身が消化し切れていないので

上手く説明はできないのですが

「もうひとつの自分」を

以前より身近に感じられるようになってきました。



もうひとつの自分というのは

「宇宙の意識」のような感じ。

「意識の視線」になっているような感覚。

地球を眺めている感じなのです。


これを何というのかな…

「真我」とでもいうのかな…?



でも、ずっとそこを感じているわけではなく

ブログを書いている自分が

いまここに存在しているのを

同時に感じています。

というか、こっちの方が全然リアルですが。




俯瞰する…

思えば、幼稚園児の時からそうでした。

砂遊びしているお子ちゃまなのに(笑)

妙に大人の視点で物事を俯瞰して見ていました。

どうしてそんなことがわかるのか?

どこからその発想が来るのか?と

自分でも不思議でした。



ただ、それらがばれないように

「子供を演じていた」のを覚えています。

それでも時折ぽろっと

大人びたことを言ってしまって

周囲の緊張した空気を読み取っては

慌てて一層お子ちゃまを演じたりして(笑)




そのときは宇宙の意識なんて

全然わからなかった。



それでも暮らしの中で

思考が生み出す浅い意識とは違う

もっともっと大きな「意識」を

どこかで感じとりながら

生きてきた気はしています。


そしてそのことが

私を支えてくれていたということに

いまさらながら気がつきました。




絵を描いているときは

その深い意識と繋がっているから

たとえ肉体的にはハードでも

ずっと描き続けたくなる。



静寂のなかで本当の自分に戻っている時間。



IMG_4080


私という私はきっと

もっと限りなく未知なるもので

幻想という遊びの中に

「リアル」を映しこみながら

いまを楽しんでいるのだろうな。

そんなことをふと感じています。






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版画「心花」完売しました。ありがとうございました。
現在扱いがあるのは版画「Awakening」のみとなります。

光の記憶

あいかわらず

アトリエに籠ることが多い日々。



私はつくづく

生み出す作業が大好きなんだな、

いまさらながら

気づかされます。




宇宙的な作品

あたたかい作品

希望が感じられる作品

女性性が表現されている作品

愛がテーマの作品…etc




描き終わった瞬間に

あぁ、きっと誰かの元に行くために

ここに誕生したんだな…と感じることがあります。




原画作品が教えてくれる

静かなる、強い意志。


どこへ行くつもりなのかは

私にはわからないけれど

その意志だけは

強烈に伝わってくる。

私はそのつなぎ役でしかない。

背筋がしゃんとなります。



ありがたいのは

ここまで肉体を酷使し続けても

からだが何とか踏ん張ってくれていること。




描きたがっている私と

生まれたがってる光と



夕日


どうかもう少しの間

両想いでいさせてください。




光が溶け合う工房のなかで

その記憶に包まれながら。








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版画「心花」完売しました。ありがとうございました。
現在扱いがあるのは版画「Awakening」のみとなります。


 

 

映画の思い出

映画「La.La.Land」を観ました。

作品賞発表の際に

受賞作品を間違える!という

前代未聞のハプニングもありましたが

アカデミー最多の

6部門を受賞しただけのことはある作品だと感じました。


東京タワー2 (2)
レゴで作ったような、都会の夜景を眺めるのが好き




若い頃の、あの独特のひたむきさ、

情熱、野心、羨望、挫折感…

何も持っていない自分を感じていて

でも

自分を信じるしかなくて

たくさんの選択を重ねて

「いま」にたどり着いていっているのは

年を重ねた今だって変わりはないけれど…。


ラストのシーンは

特に深いメッセージが織り込まれているので

誰もが多少なりとも

想うところがある気がします。



大昔過ぎて

レトロな思い出になるけれど

昔々、ある雑誌で

「Chieちゃんの映画コーナー」なんていうのを

持たせてもらっていたことがあって

新作映画の紹介をしていたことがありました。

(誰も書き手がいなくて回されただけだけど)


毎回、新作映画が来るたびに

関係者だけのために行われる試写会を

観させて頂きながら

ある日、

(私はまったく映画紹介には向いていない)と

気づいたことがありました。

それは

毎回、すぐに映画の世界にのめり込んでしまって

感情移入して涙を流しては、

いい映画だった!で終わってしまうこと。


プロはその間、冷静な目で

映画全体のこと、細部まで見ています。

ただ楽しむだけの私とは大違い。

映画をタダで見れるのは

とてもありがたかったけれど

気づいてしまったら続けられない。

あまりに申し訳なくて

お断りさせてもらった思い出があります。




いまでも映画について伝えるのは苦手です。

ストーリーを伝えようと思っても

その物語を包んでいるさらに大きな何かが

胸のなかに圧倒的に入りこんでしまって

言葉で伝えられなくなってしまうのです。




それでも、いつも大事なことは

心の奥深くで

しっかり掴みとっている気がします。




「おまけ」

2013年3月3日 

ひな祭りの日に親子になった私たち。

なので、本日は親子記念日♪


IMG_2083


また今年も桜を一緒に見ようね。

これからもよろしくね。






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版画「心花」完売しました。ありがとうございました。
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