ChieArt Diary

少し、日本を離れてきます。



何十年も前から

何度も行く機会はあったし

ご縁も深いと思っているのに

どうしてもいまひとつ

気持ちが乗らずに

行こうと思えなかった場所…









エジプトへ。





きっといまが

タイミングなのだと思います。





ChieArt作品を御供に

エジプトの光にふれて来よう。










贅沢なことに

ピラミッド貸切りなので

作品とエジプトの光のチューニングができるといいな…。




さぁ～どんな旅になるかな。


わくわく





インフルエンザが流行っているようですので

みなさま、どうぞ体調には気をつけて

できるだけ楽しい時間の中にいてくださいね。




それでは行ってきます！






☆☆★★★☆☆☆彡☆☆★★★☆☆☆彡☆☆★★★☆

 ChieArt Shopでは

新作ミニ版画などを販売しています。

よろしければのぞいてみて下さいね





作品「静穏な響き」






作品「生命の息吹」






作品「至高の愛」



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遅めのランチをとっている時

一人の男性が足早にお店に入っていました。


「あ～寒い寒い」


誰に言うわけでもなく

独り言をつぶやきながら予約席へ。









ここは食材にこだわった

オーガニックのレストラン。



自然派の女子が好きそうな

素朴さと清潔感と温かみがある素敵なお店で

私も時々利用させてもらっているのですが



The 仕事人という感じの

業界人っぽいその男性のエネルギッシュさは

柔らかな雰囲気のこの空間では

ほんの少しだけ浮く感じがしました。




ランチタイムを過ぎて

店内にはほとんど人がいなかったので

その男性の様子は

なんとなく視覚に入ってきていました。




パソコンを開いて

メモをして

携帯をチェックして

常に何かを触って

カチャカチャしてる。






（忙しい人なんだろうな…）


（この静かな雰囲気が逆に落ち着かないのかも…）





ぼんやり思いながら

30分経ち、45分くらい経ち


食事を終えたので

（さて出ようか…）とレジへ向かうと





店内に1人の女性が入ってきました。






男性を見つけて



「あ～遅くなっちゃって。待ちました？」



「いや全然！ちょうどいま僕も来たばかりだから」








はい？…Σ(ﾟДﾟ)




いまなんと？？








ちょうどいま…って








いま来たばかり…って













45分以上は経ってるよね？













何だかよくわからないけれど



あなた、素敵です～






(≧▽≦)








女性が約束よりも大幅に遅れたのかもしれないし

男性が約束よりもずいぶん早く着いたのかもしれない。




よくはわからないけれど

「自分もいま来たばかり」だと

さりげない嘘をつく

男性の優しさに癒された午後でした。


（部外者の私も心がほっこりした～）





きっとあんなに

「忙しい人ですアピール」していたのは

照れとか緊張とかが少しあったのかも、なんて（笑）






この手の優しさは男性特有っぽいなぁ (*´з`)






けれど残念なことに

往々にして女子というものは

こういうさりげない優しさは

意外に気づかないという…（苦笑）







現に「あ、そう？」と

どんどん次の会話にいってたし








がんばれ男子！(≧◇≦)






ここも好きな場所のひとつ



ブリックスクエア










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作品「静穏な響き」






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気がつけばあっという間に

時間が経っていました。




バースデーに頂いたお花。ありがとう





相変わらず作曲を続けています。



ついさっきも鍵盤の前にいました。





ふと気がついたんです。




CDが売れないと言われるこの時代に

わざわざ第2弾のCDオファーなんて

考えてみれば

本当にありがたい話だよなぁ…って。

何年も放置していていまさら…ですが（笑）




その気持ちに応えたい。




想いを音にのせて贈りたい。








私の肉体がなくなっても

創ったものはここに残るから。





花たちに囲まれて幸せなひとときありがとう




自分に恥ずかしくない仕事をしたいと思うと

妥協できなくなっていきます。




いまのこの感覚を

言葉にたとえれば



私が私の限界を超えながら

拡張していっている感じです。





1枚目のCD制作と違ってきているのは

私自身の意識の変化。




たとえ実際に会えなかったとしても

曲を通していつでも

あなたの近くに飛んでいけるものを。




悲しんでいる時

落ち込んでいる時

誰かに話を聞いてもらいたいと思う時…

ずっと隣に座りながら

エールを贈り続けたい。





その、人としての温もりまで

しっかり伝えたいと思うのです。










Chieというひとりの人間が

歩んできた道のりが

曲に凝縮されている気がします。




天に還った愛する人たちにも聴いて欲しい。






天と地を光の音で繋ぐつもりで…











もうしばらく作業は続きます。

















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母からの贈りものの中で

もっとも印象的なのは

私の誕生時の話です。



「私は敏感な体質じゃないから

色々なことはまったくわからない。

でも目に見えない世界は信じてる」




そんな彼女が私を身ごもった時、

今までの妊娠とは

感覚が全く違ったそうで

とてつもなく荷が重く感じて仕方がない。

どうにかして流れてくれないかと

真剣に考えたと言います。



考えただけじゃなく

あえて転んでみたり

階段から落ちてみるという行動にも移したそうで（苦笑）




「それでもしつこくしがみついていたのよね。

生みたくなかったのに…あなたしつこかったのよ！」




私「え、わざわざそれを私に伝える？(笑）」


母「だって本当にそう思ったんだもの」




悪びれずに言う姿がなつかしい。

子供のような可愛い人でした。




そんな母は私を出産の時に

生まれて初めて神秘体験をしたと言います。


後にも先にもここまでの神秘体験はこの時だけだったらしいです。






母曰く…






おぎゃ～と私が生まれた瞬間、

まるで「光」が身体から出たように感じたのだそう。







「まぶしくて、人を生んだ感じじゃなかった」と。





2/4日の立春　早朝5時30分頃（正確な時間は不明らしいです）

分娩台も病室もその光に包まれたのだそう。



もちろんあくまでも母個人の感想です。




そしてなぜかその後

他から遮断しなくては！という気になり

頼み込んで、新生児室ではなく

自分の部屋に寝かせていたそうです。




「私は鈍感だから何も感じない」




これが口癖の母でしたが

この時の不思議な体験は

忘れられない大きなものだったらしいです。





生みたくなかったと言いながら

それでも生む決心をしてくれた母。



この世に誕生させてくれてありがとう

命がけで生んでくれてありがとう

そのおかげで私は今ここにいることができます。




大人なのに子供のようで

親なのに我が子のようで

可愛くて愛らしくて正直者で明るくて

大好きな大好きな女性でした






せっかく頂いたこの命、

いつか向こうで会った時に

素敵な体験をさせてもらえたと伝えられるよう

精一杯使おうと思います。




スタッフからのサプライズ前祝い。ありがとう









今日はいつも以上に母と父を想う日。





この世に繋いでくれた両親のために

見守ってくれている存在たちのために

誰かのために

自分のために

この命を使えることに感謝します。








すべての「命の出逢い」に大きな感謝を込めて



ここからまたクリエイトしていきます～





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