先月に訪問した宮城県大崎市田尻の「ふゆみずたんぼ」。
とても感銘を受けたので書く書く!と言いながらも
ロアの話ばかりですっかり先送りしてしちゃっていました

というわけで今日はそのときの様子を写真と共に紹介しますね


今回色々と案内しながら教えてくださったのは
「NPO法人田んぼ」の理事長である岩渕成紀さん直々!
直接理事長が案内するということはまずないそうでありがたい機会でした

田畑にふれあわずに生きて来ちゃったものだから
「冬でも水をはる…というけれど
田んぼって一年中水をはっているものではないんですか?」
な~んてバカ丸出し発言を初っ端から投げかけてしまいましたが
大昔は確かにそうだったんだそうです。

でも効率のいい生産を考えていくうちに変わっていってしまったとのこと。
それを原点に戻そうとしているのが「ふゆみずたんぼプロジェクト」なんだそうです。

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わかりやすくいうと「自然と農業の共生」を目指すもので
足りない部分を肥料で補うものではなく 
(だからオーガニックとも違います)
冬に水をはると水の中にはミミズなどがたくさん生息するので
それをついばみに野鳥が来て、そこで食べ、糞を落とし、
それがまた土の栄養になる…という具合で無駄がなにもない!

自然そのものの力で循環させていく「自然共生農法」なんですね。

肥料をいれなくても虫をいちいち駆除しなくても
丈夫な稲は育つし収穫は十分あるんだそうで
そのひとつの証明でもあるような素晴らしい田んぼでした!

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夕方からは蕪栗沼で雁やカモ、白鳥たちのねぐらいりの様子を観察。
覚悟していたので結構な量の重ね着+ホカロンを身につけていったものの
さらに想像を上回る「超~ビビりの寒さ」でした

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でも美しいので許す。。。。



この蕪栗沼はまわりが埋め立てをしたり
さまざまなところで人の手が加えられるなかで
唯一ここだけは手つかずの自然のままで
なんと縄文の時代からそのまま残されているんだそうですよ



ここはまさしく聖地だと思ったので写真をシェアしますね


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素晴らしく清らかで雄大なここのエネルギーは
きっと画像からでも伝わるはずなので
どうぞゆっくりご覧になってくださいね。


最後に。 ここも震災で被害にあった場所ですが
海からのミネラルが逆により栄養を与えたのか
嬉しいことに震災前よりもその後の方が
豊かに育っているんだそうです!

まさに自然の偉大なる力ですね。





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