もしもラオスに行く機会があったなら
ぜひ訪れてみて欲しいのが「クワンシ―の滝」

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滝つぼの水は、石灰が溶けた乳白色の淡いブルー。
その水の色と森林の深い緑色のコントラストが幻想的で
観光客がほとんどいなかったからかあたりも落ち着いていて
静寂の中で見つけた「聖地」のようでした。

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まさしくここで「生涯初の経験」をしたわけです。

それは何かというと…

数千匹の(動物学上では何千頭ですね
白い蝶々に「遊んでもらった」のです!


信じてもらえないでしょうけれど(笑)
でも、蝶々に遭遇したというレベルではなくて
遊んでもらったという表現がぴったりな出来事でした。

ラオスの蝶が普段からそうなのか?
それとも本来、蝶はそうなのか?
たまたま今回の蝶々軍団がやる気満々だったのかはわかりませんが
怖ろしくスピードが速くて、その動きの俊敏さにびっくりしました

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蝶ってふわり~ふわり~と軽やかに飛ぶイメージが
私の中ではあったのですが
ここで出逢った数千匹の蝶々たちは
シュッシュッパッパ…と言った感じで
そのテキパキ度ったらハンパなかったです。
彼らが社会人だったらかなり「出来る社員」になっていたはず

ちょうどそれはこんな呑気な写真を撮った直後に起きたのですが

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後方から風が起こるくらいの気配を感じたので
「何だろう?」と思っていたら
まっ白い蝶々の大群が(尋常じゃないほどの数です!)やってきて
そのまますり抜けるかと思ったら、
なんと私たちの体のまわりをクルクルとしばらく回り続けて
またササッと猛スピードで去っていったという…
なんとも言葉に出来ない不思議な出来事

「え…いまの何?」Σ('◇'*)

呆気にとられている私たちに
続いて第2弾、第3弾、第4弾…と
ものすごい大群の白い蝶たちが猛スピードでやってきては
私たちの頭から足までくるくる回り続けて
挨拶が(遊び)終わるとまた超特急で去って行くの繰り返し。
(まるで素晴らしいプロのショーステージを見ているようでした!)

あまりに興奮してしまってその不思議に浸っていたのと
ウソのように蝶の飛ぶスピードが速すぎて
私のデジカメでは撮れませんでした
みなさんにお見せしたかったのに残念

これではイメージにもならないと思いますが
遊び過ぎて「行き遅れた3匹」を撮ったので貼りますね。

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「何十回とここには来ていますが、こんなことは生まれて初めてです」
と、ガイドのリンちゃん。


「あぁ、この様子、写真に収めたかったなぁ~」
「でも、逆に写真に収められなかったからよかったのかもね」
「ここにいる私たちしか経験できなかったことがいいのかもね」

そんな会話を大木は笑って聞いているようでした。

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聖なる水と森林と木漏れ日と静けさに包まれた時間。


不思議な蝶々たち、最高の思い出をありがとう。