「食」はそのひとのセンスが表れる。

いい悪いではなく
「食」に興味があるかないかで
違いが顕著に表れやすい。

例えばコース料理の場合
食を大切にしている人は
料理を出されると
一瞬おしゃべりを止めて
何らかの一言を添えようとする。


食に興味がない人は
お皿が変わろうが
温かいスープが冷めきろうが
気にもしない感じ。
ゴーイングマイウェイというのか
新しい料理が来ようが
話を止めることなくしゃべり続けられる(笑)


私は絵描きなので
職人ならではのこだわりや
大切にしたいところが何となくわかる。
シェフのひらめきも気になるし
インスパイアされることもある。

個展会場で
原画の前でまったく関係ない話を延々とされていたら
やっぱりどこかで傷つくだろうなぁ…。

創り手はみんな多かれ少なかれ
魂を込めて生み出しているもの。

そのことをわかる感性は持っていたい。

石葉
石2
石3

食べることが大好きな私なので
和洋中なんでも食べるし
名店と言われるところで頂く機会も多いけれど
たくさんの美味しいお料理を食べながら
それでも亡き母の味は
何よりもなつかしく心を温かくしてくれる。
どんな名シェフでも叶わないと思う。

明日は母の日。

お母さんに改まってご挨拶できる素敵な日。

恥ずかしがり屋の日本人にとって
素直に感謝を届けられる日があるのは嬉しいことですね♪


よい一日をお過ごしください。