以前イタリア・ビエンナーレに
出展していたとき
世界中から集まったアーティストたちと
話す機会があったのだけれど
その時に、ある画家がいっていた言葉は
とても言い得ていて
何かの度に思い出す。

僕たちは心ひとつで
なんとしても描こう!という
意欲にも繋がるし
一方で
気持ちが折れたら
まったく描けなくもなる。
だから、
心を傷つけないように
守っていかないとならない。

そんなことを言ってた。


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一般論や常識ではなくて
絵描きというのは
往々にして「気持ち」で動く。

儲かりそうだからと
画家になるひとは
まず、いないだろう。

お金の代わりに

「この絵に出逢ってよかった!」
そのたった一言が欲しくて
すべてのエネルギーを費やそうとする。

まっすぐに伸びようとする
気持ちの幹が
折れないように
自分で自分を
静かに守っていかないと。

そんなことを思い出した午後。