世界遺産でもある
「エピダウロス遺跡」

ここは医神アスクレピオスの聖域。

紀元前4世紀には
国内外から病を患った方たちが
こぞって訪れたと言われている場所です。

今で言えば大病院といった感じでしょう。

面白いのは
ここには劇場や音楽堂、浴場
宿泊施設があり
芸術の力、癒しの力が
人々の病を治すのに
深く力を貸していたという事実。

古代の医療の在り方とは
治療そのものが
表面上ばかりにフォーカスしているのではなく
魂に気づきを与え
癒していきながら
自らの治癒力を高め
根本から治していくという考えだったような気がします。


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紀元前4世紀の古代劇場


患者さんの宿泊所(現在の入院病棟?)
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そして、聖なる仮眠所。

患者さんが眠っている間に
アスクレピオス神が夢に現れ
そのお告げに従って
祭司が治療を施したそうです。

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患者さんはここで眠ってお告げを聞いていたそうです。

というわけで、私も。

何かお告げが来るかな…(笑)


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大理石のベッドに寝転んで空をみた風景

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ところで、自分では夢を見れない方々に代わって
その方の夢をみてあげる
「夢見役」の方がいたというのが
とても興味深かったです。

いまでいう、チャネラーではないかと
私は勝手に思っていますが。

紀元前から
魂のメッセージを代わりに受けとる方がいて
人々の病の役に立つ
お役目を果たしていたんですね。

今回、旅をご一緒させて頂いた
魂友の多くの方が
ヒプノセラピストでしたが
退行催眠、前世療法などの
ヒプノセラピーも、まさに
古代医療のひとつだったのだと思います。


この場所では
ちょっと面白い遊びをしました。

自分の夢を再確認することで
こころに気づきをもたらしていく
「ドリームワーク」という手法を使って
プロの福ちゃんに導いてもらいながら
私が以前見た夢に再度入っていく遊びをしたんです。

それは天国らしきところへ行くという夢。

※ 私は臨死体験はないのですが
夢のなかで何度も天国らしきところへ訪問しているんです。

それはそれは気持ちがよかった~

終了後、行ってくれた福ちゃんから

「Chieちゃんはもう人じゃなくて
半分、光になっちゃってて驚いた!」
とのコメントが(笑)

いやいや、まだ当分人間やりますって。

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古代劇場の奥に懐かしい道があると思ったので
ひとりでこっそり行ってみると

やっぱり・・・!


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森の番人のように歩き回りました。
気持ちいい~


旅のお誘いを受けたとき、
私は医療従事者じゃないし
医学とはかけ離れている絵描きだし…
実は場違いなような気がしていました。

それで顔見知りになっていた何人かの方には
「私は画家だからメンバーとしては違うのでは…?」
そんなふうに相談もしていました。

そのたびに
ドクターたちは
「芸術はまさに医療だったのだから関係ないわけがない」
そう励ましてくれていたのですが

ここに来て
ようやくわかった気がします。

そう、私が画家になってずっと行ってきていること
信じてやってきていることは
(とても恐れ多いことですが)
絵を通して人々の魂を癒し、気づきと力を与えること。

作品が放つ光のエネルギーも
もしかして古代の医療のひとつで
何かしら役に立てられていたかもしれないなぁと。

だとしたら、勇気が出ます。

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旅はまだまだ続きます。