サントリーニ島といえば
断崖絶壁に並ぶ
白い家々の、この美しい街並みが有名ですが


IMG_9720


もうひとつ。

わずか一夜で沈んだとされ、
高度な文明を持っていた
幻のアトランティス大陸があった場所ということでも有名ですね。

IMG_9510


それが確かかどうかはわからないけれど

サントリーニ島(テラ島)という響きから
アトランティスの最後のシーンが
繋がる方もいるのではないかと思います。

ちなみに、私の周りにはそういう方ばかり(笑)

滞在中、同室だった福ちゃんとは
同じ部屋で過ごす時間が長かった分
面白い不思議体験をシェアすることも
多くあったのですが

今回の話は、かなり驚愕でした。

ある朝のこと。

IMG_9519


彼女が1F、私が2Fにいた時のことです。
(Loftタイプの部屋だったので2部屋あったんです)

シャワーを終え、2Fに上がりながら
「Chieさん、いま何か歌っていたよね?」

「ううん?何も歌ってないよ」

「小さくハミングとかもしてない?」

「声はまったく出してないよ~」

…。

しばし沈黙の福ちゃん。

聞いてみると
歌が聴こえて来たとのこと。

それはどこか切なさもある
すごく美しいメロディだったとのこと。

歌声が私の声にそっくりだったので
上の階で口ずさんでいるのかと思ったとのこと。

気になったので、「どういうメロディか覚えている?」
とハミングしてもらうと…

あら、それはまさに私が作曲をしたメロディ!

※ご存知ない方もいるかと思うので
ここでちょっとだけご説明を。
実は私、一昨年にレコード会社の無茶ぶりで(笑)
作曲をしたCDを出しています。


「それ私が作った曲~!」

「やっぱりそう?何かChieさんの曲のような気がしてた」


福ちゃんとは今回成田空港で
初めて会ったのですが
なんと、14,5年前に出版された
初期の画集「聖なる光」を
持っていてくれていたそうで
長いこと臨床心理士として
現場で絵を活用して下さっていたそうなのです。

そして、12冊目の画集「愛のエコトバ」も
持っていてくれていたんです!
(もうこれまた感激です~っ)
CDとは別に、この本のなかにも
朗読CDが収録されていて
BGMでまた私の曲を使ったので
彼女は私の作曲したものをすでに知っているのです。


そう、彼女はすでに私の曲を知っていた。。。
だから不思議ではない。

そう思った瞬間

ある重大な事実を思い出して
全身鳥肌が…!


IMG_9507


「それ、その曲は確かに私が作ったものだけれど…
それは、収録していない曲よ・・・。
CDには入れなかったの…」


・・・・・・。

だから、彼女がその曲を知るわけもないのです。


その話を伝えようとしていたまさにその時、
突然あるイメージがパっと浮かんだのです。

それは…
アトランティスが沈むことを感じとっていた
女神のような精霊のような
「女性エネルギー」の存在の姿。

P2200594



彼女は、これから起こるであろう
悲劇の出来事を知りながら
大好きなこの大陸に
愛と祈りの歌を捧げていた映像だったんです。

なんとも悲しく切なく、美しく。

その時の曲だったんだ…。


それを伝えようと
「福ちゃん、あのね、思い出したことがあるの」
言葉にした途端に

バンッ!

ブレーカーが落ちてしまいました。

ちなみに、隣の部屋だったますみさんも
ちょうど同じ時に
アトランティスの話をしていたそうで
その瞬間にブレーカーが落ちたという・・・。

他の方々の部屋は
何事もなく大丈夫だったのです。


あの時の
女神の歌だったなんて・・・

思い出すだけで
いまでも胸が切なくなります。


サントリーニ島に来たからこそ
わかったこと。


IMG_9437


結構ディープな話になってきましたが
次回はさらにディープな話をいたします。

IMG_9458


ドン引きされているかも~っっ