ユネスコ世界遺産でもある「メテオラ」。

巨大な奇岩の頂きに建てられた、
ギリシャ正教の修道院群です。

ピンダロス山脈の裾野に広がるテッサリア平原。
そこに巨岩群がそそり立つこの景観は
他では類を見ない独特の世界観があります。




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今回の旅の目的のひとつが
ここを訪れることでした。

昨年は2度ギリシャへ訪れたのですが
1回目のギリシャ行きを迷っていた時
(数年前にすでにギリシャは訪れていたので)

まるで背中を押すかのように
この1冊が急に本棚から落ちてきたのです。


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見覚えがない本?

よく見ると、ギリシャの観光地で売っている
日本語版の本のよう。

どうしてこの本が家に・・・???

息子に聞いても
見たことはないと言う。

私も長年家にいて
初めて見た本。

まぁ普通の暮らしの中で
ありえないことって
意外にたくさん起こるものなので(笑)
時空を超えて来たのね~なんて思いつつ

納得がいかない半分の気持ちでは

同じく旅好きで世界中を旅していた亡き母が
我が家に来た時にお土産のつもりで
黙って本棚にいれたに違いない、と。
そう思うことにしていました。

※正直に言うと突っ込みどころはたくさんあります。
なぜ黙ってそういうことをしたのか?とか。
なぜわざわざ3Fにある隠れた本棚に?とか。
だいたい母はメテオラには行っていないとか。(笑)

とはいえ、これは大事なメッセージがあるんだろう、
そう感じて2月ギリシャ旅を決めた感もあったので
とっても大きなきっかけにもなったのです。

でも、こんな巨岩群を上り下りなんて
そんな体力はどう考えてもない

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だからメテオラに行くなんて
考えてもいなかったのです、2月の時点では。



その一方で、大満足なギリシャ旅だったのに
帰国後、「まだ残してきたものがある」という
感じがしていたのは事実。

そして、その後
似たような経験をした方もいると思いますが
これでもか、というくらい
「メテオラ」へ行った人と
立て続けに会うことになったり
「メテオラ」の映像が街中で目にしたりと
いわゆる「サイン」の連続が始まったのです。

だから、まずは行くことにしたのです。


そこまでたどり着けるのかどうかわからないけれど。


マルタ島からギリシャへ移動。

そして、アテネのラリッサ駅から
列車で片道5時間。

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カランバカ駅を目指して
長い長い巡礼の旅の始まりです。







(おまけ)
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心から安堵した笑顔なのは・・・


前日、チケットを購入しようと駅に行ったら
全席完売で(クリスマスシーズンだったため帰郷した人たちが多かった)
立ったまま行くしかなかったんです。

もう、気持ちは真っ暗・・・

でも、駅員さんから情報を入手した結果
レストラン車両に乗ることができたという

発車1時間前には駅に行かなければならなかったけれど
なんとか席はキープできた~

ということで、ほっとした時の一枚でした。笑


ピンチを察して祈ってくれた魂友たちのおかげでもあります!



感謝とともに
魂の旅、次回へ続きます~