いま振り返っても

あの確固たる直感は何だったのだろう?

たいした情報も持っていないくせに

「待っていてくださいね、必ず会いに行きます」

心の中でそっとつぶやきながら

美しい湾岸沿いをひたすら走ること1時間半。




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女酋長ニシキトベのお墓は

森の中にあるということなので

潮風と光を、からだじゅういっぱい感じながら

森にピントをあわせる。


でも。

正直、森ばかり


小高い山々すべてが

そう見えてしまいます



見つけられるのだろうか…



そんなとき、


あ・・・ここではないかなと感じる場所を見つけました。




光からのサインがあったから。




にしきとべ





呼ばれている気がしました。




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何のあてもないけれど

あそこにいるに違いない。



見た目よりも結構きついのですが

なんとか上がりきると・・・


あたり一面は

うっそうと茂る木々に囲まれていて

人が通れるような感じにはなっていませんでした。



「え・・・ここに本当に入るのですか?

「え~!嘘でしょう?まじですか?無理無理!


Nちゃん、Kさんのひきつったあの顔は忘れられない(笑)


「絶対に大丈夫。入ります」



枝を手でよけながら

ずんずん進んでいきます。


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女探検隊かっ




途中、人間の気配を感じ

小動物がさっと逃げていきました。


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森の中は静寂に包まれ

何ともいえなくらい美しいエネルギーで満ちています。

女性性のエネルギーを強く感じました。

本当に心地よかったです。




あぁ、やっぱりここは聖地だ・・・。


そう感じた瞬間






あっ!



見つけた!





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正直、写真を撮らせていただくのはどうかと悩みました。

でも、先住民族がこの土地を愛し

神と繋がり、守って来たからこその熊野古道。

そういう存在たちがいたことだけは伝えたくて

お願いをして1枚だけ撮らせて頂きました。





最初、ニシキトベの話を聞いた時は

女酋長ということだし

かなり強いイメージがありました。


どんなにつらかったんだろう。。

倒された時の無念さや

怒りが残っているのではないかと思いました。




でも、実際にこの場所に立ってみると

マグダラのマリアが亡くなるまでいた聖なる洞窟

サントボームに登った時のような

聖カテリーナのお顔を見た時のような

マリア様と会ったような・・・

とてつもない大きな愛、

慈愛しか感じられませんでした。



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このときは知らなかったことですが、

後になって

彼女がシャーマンだったことを知りました。


だからだったのかな、

いつまでもいたくなるような

ここは優しさに満ち溢れた聖なる場所でした。



そしてたくさんの精霊たちが

ここを静かに守っているのを感じました。





怒りからは何も生まれない。

ゆるすことで

自分の魂は救われていく・・・



そんなことを感じながら


森を後に・・・



どこまでも光がついてきています。


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ここでは不思議な現象が次々に起きました。
ただ読んで下さっている方には
そのエピソードに気をとられるよりも
先住民族への感謝にのみフォーカスしてもらいたいので
その時の話は遠慮させてもらいますね。





海岸沿いをもう少し進みます。


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目指すは本州最南端!



つづきは、また。






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