冬の空の、青の美しさ。


寒かろうが

暑かろうが

光に向かって

生命の呼吸を静かに続けている


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そこには理由も、躊躇も、遠慮もいらなくて

生きるために、生ききる

そんな木々を眺めていると

背中がしゃんとします。



昨年の秋から

少しだけ描くのをお休みしていました。



その分の巻き返しのつもりではないですが

最近は、アトリエに籠ることが多くなってきています。



命を削っても残したいものがある、

そう思わせてくれる画家という職業って

つくづく魅力があるものだと感じています。



描いても描いても

まだ描き足りない。

もう少し先まで行けるのではないかと思ってしまう。




たまーに「枯渇しないですか?」と

たずねられることがあるのですが

不思議と、枯渇を感じたことはありません。

噴水の水が湧き出るように

面白いくらい、あふれ出て来ます。



でも、それはきっと

私が器用な人ではないから。



表現したいもの

届けたいものは

描いている10000万倍以上の

美しい世界なのに

技量と体力が追いついてくれない。

だから余計、1㎜でも近づけたいと思ってしまう。

その繰り返し。




私が感じている「光の世界」

支えてくれている「光の存在」

なんとかもう少し

その世界に近づけられるよう

心を透明にして

今日も画紙に向かいます。



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冬の凛とした青空を眺めながら。






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