点と点が繋がる瞬間があります。

先々月に訪れた奈良・淡路島の旅でも

そんな瞬間がありましたが

いつもそれは後でわかることばかり。

★奈良・淡路島の旅はコチラから→★★★




初ドイツは、とにかく

ヒルデガルド修道院へ行ければ大満足!

そう思っていました。

なかなか行けない場所だし。


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でも欲を言えば

グリム童話の「赤ずきんちゃん」や

「白雪姫」の舞台でもある

聖なる黒い森・シュヴァルツバルトにも

行ってみたいな~とか。


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黒い森。黒といっても黒くはなく豊かで濃いという意味

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さらに可能だったら

コロンの発祥の地、ケルンにも

みんな行ってみたいだろうな~とか。



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こちらが発祥の香水やさん。

…と思ったら



さらに100年古い香水やさんが。

ここが本当の発祥の地なのだそう。


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ナポレオンがここの香りを気に入り

フランスに持ち帰って

香水を広めたという説があるようです。

また森鴎外もこの香水が好きで

ずっとつけていたそうです。



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この時期しか味わえない特大アスパラガス!最高でした。




さて。ケルン、黒い森、ヒルデガルドと

ざっくり浮かぶビジョンはあるものの

地図は読めない

土地勘はまるでない私なので

この3つがどう繋がるか

どれほど離れているのかは

皆目見当がつかなかったのですが


それでも、この3点は

何となく光っている感じがしたので

きっと行けるだろうと思っているうちに

ふと「マウルブロン修道院」が浮かんだんです。



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世界遺産のマウルブロン修道院


ノーベル文学賞作家のへルマン・ヘッセが

一時期過ごした修道院で

「車輪の下」はここでの原体験だといわれています。




とはいっても

ヘルマン・ヘッセに興味があるわけではなく

世界遺産だということも

行ってから知ったくらいで

そこに惹かれたわけではないのですが




ただ画像を見た時に

(あ!ここは行かなくちゃ)と思ったんです。


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行ってみて今回の旅メンバーのほとんどが

ここに何かしら縁があったことがわかりました。




訪問者が他に誰もいなかったのは

今思っても不思議なことで

修道院は貸切状態だったんです。



しかも、私たちが

この修道院へ足を踏み入れた途端に

ミサ曲が流れ始めたという…!!




たまたま練習をしていたようで

礼拝堂へ行くと

誰もいない静寂な空間に

オルガンの美しい音色だけが

鳴り響いていたのです。



まるで私たちに聴かせるために

弾いてくれているかのようで

この贅沢なひとときに胸がいっぱいになりました。




マウルブロン修道院は

いままで行った色々な修道院のなかでも

珍しいくらい明確に

空間のあちこちに記憶が刻まれている感じがしました。



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大理石に

壁に

ステンドガラスに

木の椅子に

漂う光の揺らぎに

そのすべてに

ここであった昔の記憶が

しっかりと刻み込まれている感じがしたのです。



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自分の過去世を見ているわけではなく

あくまでもここで起きた出来事が

映画を見ているように

ものすごい量でシーン(物語)が

一気に入ってきました。




美しいまでの聖なる光と

切ない闇の狭間で揺れる

人間としての捨てきれない感情。



葛藤と恍惚と、権威と厳しい規律と…。




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ビジョンに出て来た神学生が

みんな男性ばかりだったので

きっとここは男性修道院だったんだろうと思いましたが

やはり後で調べてみたらそうだったようです。




この空間に刻まれた記憶の強さを考えると

まだここで続いているんだろうと思います。




でもそれは浮上できない魂があるとか

そういうことではまったくなくて




厳しい戒律のなかでも

歓びと自信に満ち溢れていて…



きっと特別な階級の人しか

ここには入れなかった気がするんですね。



そのエリート集合意識のようなものが

プライドとともに

ここをずっと守り続けている、

そんな感じがしました。





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この修道院がある意味で

それだけ愛されている証拠でもあるのでしょうね。




またいつかここを訪れたいと思いました。




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ご縁というのは確かにあるもので

気づく気づかないは関係なく

目に見えない糸に

手繰り寄せられていくものだと思います。



魂がちゃんと導いてくれるものなんですよね。

旅を決めた瞬間から、すでに。




だから恐ろしく情報を持っていなかったのに

ライン川下りを楽しみながら

ケルンも、グリム童話の「黒い森」も、

マウルブロン修道院も、

ストラスブール大聖堂も行けて

結局、行きたいところは

ぜんぶ行けちゃった気がします。


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大聖堂で作品とともにご挨拶



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ストラスブール大聖堂

ここも世界遺産だったことを今になって知りました!



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フランスは女性エネルギーに満たされていて

可憐で美しく気高いので

街を歩いているだけで幸せな気分に♪



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そしてこれまでの光の祝福を全身にまといながら

いよいよ、メインの目的地である

ヒルデガルド修道院へ。


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ヒルデガルド修道院



ピンと来た場所を

わずか3日という短かさで

しかもゆっくりまわれたのは

奇跡としか言いようがないですが



それらをそっと導いてくれていたのが

何だったのかに気づいたのは

帰国してからのことでした。




次回、点と点が繋がります。






★★☆☆★★☆☆★★☆☆★★☆☆★★☆☆

「ワークショップの告知」

<ヒカルランドにて光の瞑想体験&トーク>

 

日時 6月23日(土)14時~15時30分

場所 ヒカルランドセミナールーム 飯田橋駅より徒歩5分

 
会場では絵を展示したなかで瞑想を行います。

今年の新作版画「光の柱」の先行予約も考えています


 

詳細・お申し込みは下記をご覧下さいね。(^-^)

http://hikarulandpark.jp/smartphone/detail.html?id=000000001772

 

★ TELでのお申しこみは→★ 03-5225-2671

( 平日 10:00〜17:00 )


※電話の際は、ChieArtセミナーと一声お伝えください。 





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「作品奉納と光の瞑想会のご案内」


日時 6月30日(土) 14時~16時 ※一粒万倍日+巳の日です!


場所 平泉 国指定史跡 達谷窟毘沙門堂・別當達谷西光寺

費用 5,000円(拝観料込)

作品奉納の記念としてご参加下さった方には
特製ChieArtポストカードをプレゼントいたします♪



※ご参加の方は事前申し込みが必要だそうです。
どうぞよろしくお願いします!


Telでのお申込先→  019-613-7781 / 090-1215-0103(担当:白石)

✉でのお申込先→ iwatemiraikiko@lime.ocn.ne.jp
(主催 いわてアートプロジェクト)


チラシ
作品が展示された静寂なる金堂の中で

自己の光としっかり繋がるよう

お話と共に、光の瞑想に誘っていきます。

よろしくお願いします





☆☆★★★☆☆☆彡☆☆★★★☆☆☆彡☆☆★★★☆

 ChieArt Shopでは

新作ミニ版画などを販売しています。

よろしければのぞいてみて下さいね



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作品「生命の息吹」




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