ある人が光の元へ還った。



訃報を受けとる数時間前、

なぜだか急に涙がでてきて止まらなくなったので

不思議に思っていたのだけれど




そう言うことだったのね…。





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その人との出逢いは

「魂の計画」で

再会を決めていたんだと思います。





ご縁を超えたもっと深い使命感みたいなものが

互いにあってその約束のもとに

それぞれが役目を果たした感じ。





ご縁がある人はたくさんいるけれど

友達というプライベート感で繋がっているわけではなく

かといって知人、という距離ではない。




「今回は行う」と決めて来たことを

見えない糸でどこか繋ぎあって

個々の位置で粛々と行ったチームリレーというか

そういう関係は、私にとってあまりないことです。




困ったことに

地味にボディブローを受け続けていて

滅多に泣かない私が

ふと気を緩ますと涙…の繰り返し。




まいったな…。





肉体に宿った「命の重み」を

いまさらながら痛切に感じています。


その重みは想像以上のものでした。




最後に会ったのは、個展の時。




「Chieさん、ますます人間離れしちゃってきてて

心を見透かされているようで怖いな…」


共通の友人にこっそり言ったそうです。

それが最後の言葉だなんて…・



もう!なんなんだよ!!!!

人間離れってなんなんだよ!!!!

せっかちでもないくせに早すぎる!!!



いないことを言いことに、悪態をついています。



悔しかったら出ておいて。





彼は間違いなくChieArtを世の中に

送りだす役割をしてくれたひとの一人。




その方がいなければ

私は画家になんてなっていなかったし

暇つぶしにたまに絵を描くくらいで

ChieArtの光が我が家から出ることはなかったはず。




当時、誰かの目にふれさせようなんて

考えてもいなかったから。




魂は永遠であることは重々承知だし

肉体を離れても

なんとなく話をしている(つもり)なので

交流が途絶えたわけではないけれど




それでも、やっぱり淋しい。




肉体を去っても繋がっているから、と

淡々とはできないし

したくはない自分がいます。




涙は肉体を離れたそのひとへ贈る

からだを持つ人間しかできない

気持ちの表われだから

大事にしたい、

この悲しみも、この寂しさも。




「自分なんてたいして何の役にもたたないから」

ある日、そう言ったけど

そんなことはないです。




こんなふうに誰かの心に穴をあけ

涙させている、のは

あなたという存在は

それだけ大きかったということ。



役に立たないひとなんて一人もいない。




あなたの一生を

どうぞ誇らしく感じて下さいね。




漂うこの感情を花束にして贈ります。



たくさんたくさんたくさんたくさん

ありがとう。



本当に、ありがとう。




またね。



 

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