なんやかんやあって

1年あまりかかりっきりだった仕事が一区切り。



予想以上にエネルギーを費やすことになった期間でした。



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ひと段落着いた安堵感からか

その夜、亡き母が夢に出てきてくれました。



母は慣れ親しんだ家の階段をあがり

玄関の扉の前にいました。


その様子をすばやくキャッチした私は

嬉しさのあまり

「バーバ!!!!!」と大声を出し

※息子の誕生後、母はバーバに呼び名変更に。

すかさず駆け寄り抱きしめていました。




ぎゅーっと抱きしめ

母を丸ごと包みながら

よく帰って来たね…と。


(あれ…一般的には母が子を抱きしめるものじゃなかったっけ?)

一瞬頭を過りましたが


からだが半分消えている状態の母を見て

(あ…足も腕も消えちゃってるから
私を抱きしめるなんて無理だよね…)

妙に納得している自分がいました(笑)



印象的だったのは


母の笑顔。



もともと天真爛漫で
向日葵のように明るい母でしたが


赤ちゃんのように
満面の笑みを浮かべ
心の底から楽し気なあそこまでの笑顔は
生前なかなか見なかった気がします。


母を抱きしめながら

屈託のない笑顔の母が嬉しくて

心配をかけさせていない様子に少しほっとして

これは夢だから

抱きしめたいだけ抱きしめておかないと…と

出来るかぎりハグをし続けた夢でした。




母はただ笑顔なだけで
何も言わなかったけれど

きっとこの1年
私の静かなる取り組みを
黙って見ていてくれて

絶妙なタイミングで
「お疲れさま」を伝えに
会いに来てくれた気がします。



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亡き人と夢で繋がったとき
ものすごく大きな光のエネルギーを
受けとっているのを感じます。




大好きだった存在と夢で再会した後は

いつもしばらくの間

心と体に「温かな余韻」が残っていて

その余韻が私を前へ前へと

進まさせてくれるのがわかります。




肉体を離れたからこそ贈れるものが、きっとある。

また肉体を持つからこそ贈れるものも、ある。





器用じゃないし

いつもささやかなことばかりしかできないけれど

せっかく肉体が与えられている今

身体があるからこそできることを見つけて

少しでも誰かが元気になれるような

そんな贈りものを

そっと渡していければいいな…。



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人生は一瞬の打ち上げ花火のようなもの。

そして

繊細な線香花火のようなもの。



大きくてもささやかでも

そのなかには

その人しか紡げない

美しく濃厚な時間というものがある。




その織りなす1本1本の糸である「経験」を大切にしながら

自分しか描けないタペストリーを

仕上げていきたいと思います。



いつの日かそのタペストリーを

持って還る日まで

もうしばらく見守っていて下さい。




ここに残しておきたい光が

私にはどうやらまだ少しありそうです






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2/16日お話会申込み方法 

満席御礼。受付終了いたしました。

全国からのお申し込みに感謝をいたします




2019年2月2日(土)14時~16時。
飯田橋ヒカルランドで
新刊本の出版記念トーク
会を行います。


トーク会お申し込みは⇒コチラ




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新刊本について

山川紘矢さんがブログで
感想を書いてくれました
★★


紘矢さんありがとうございました!

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